本セミナーは
ベーシックセミナーに
参加いただいた方限定となります。
不動産投資で成功するためには、低リスク戦略を立てる必要があります。それが「出口戦略に強い物件」、つまりコンパクトファミリーを選択することだと、セミナーで繰り返しお伝えしてきました。しかし低リスクのコンパクトファミリーのなかにも「低利回りでうまみが感じられない」ものから、なぜか相場よりも「高利回り」のものまで市場には様々な物件が存在します。
中級編セミナーでは、「高利回り物件」のどこがリスクなのか、このリスクを回避する方法はないかを、プロの立場から徹底的に解説いたします。利回りで物件を購入するのも、皆さんが正しくリスクとメリット・デメリットを理解して、しっかり対策できていれば悪いことではありません。セミナー後半では、合法的で効果的な節税の肝である減価償却や借り入れ金利についても詳しくお伝えします。ぜひご参加ください。
中古物件の場合、価格はマーケットにおける相対評価で決定されるので、相場より安い物件には安いなりの理由があります。安く購入できれば当然利回りは高くなりますが、相場で取引される物件とは異なるハイリターン物件固有のリスクが存在します。第1部では、高利回り物件として3種類の例を挙げ、利回りが高く取れる理由と、その影に潜むリスクを解説します。
第2部では、不動産特有の経費である「減価償却費」と「借入金利子」について節税の観点から説明します。
不動産を購入するのに要した費用(不動産価格+仲介手数料)のうち建物部分に関しては、毎年の確定申告で耐用年数で按分して一年分を計上することができます。これが減価償却費と言われるもので、経費計上できるとはいえ、実際の支出は伴わないので不動産投資のキャッシュフローを考える際には最も重要なファクターとなります。
減価償却費は不動産投資の経費の大きな割合を占めるのものですので、成功するには減価償却費の理解が欠かせません。一般的な算出方法として、消費税から割り戻す方法や固定資産税の評価額の割合で按分する方法などが知られていますが、税務調査で不備が指摘されない合理的な手法で算出しなければなりません。
デリケートなことなのであまり実例が聞かれない減価償却費の算出法を過去のケーススタディを交えて紹介いたします。
多くの方は銀行からローンを組んで物件を購入するのではないでしょうか。どこまで借り入れができるのかが分からないと、投資対象の物件を選定することさえできない、それが不動産投資です。第三部では、不動産投資ローンを取り扱っている各金融機関の特徴や、金利の目安などについて詳しくご紹介いたします。