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2021年4月1日公開
40代は不動産投資を始めるには遅いのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか?
しかし、健美家の調査によると、不動産投資を行っている方の年齢は、35歳~50歳未満が52.3%、投資歴は1~10年未満が55.7%を占めており、実際には、30代後半から40代にかけて始めている方が最も多いことが分かります。
建美家 第9回『不動産投資に関する意識調査』より
40代が不動産投資を始めるべき理由とそのメリット・デメリットを解説していきます。
40代になると、勤続年数が長くなり、収入も安定してきている人が多いのではないでしょうか?
信用度が高まり、投資ローンの借り入れにも有利な年代と言えます。
ただし、年齢によっては、最長期間でのローンは組めない場合もあるため、注意が必要です。
40代になると、教育費や社会保険料の負担が増えたり、親の介護が始まったりと、さまざまな局面での支出が増えるケースもあります。
しかし、不動産投資であれば、ローンを組むことで、少ない自己資金で家計に負担をかけずに資産形成を始めることができます。
40代になると、すでに株や投資信託等、さまざまな資産運用をされている方も多いと思います。
ミドルリスクミドルリターンと言われる不動産投資をポートフォリオに組み込むことで、リスク分散を図ることができます。
では、40代で不動産投資を始めると、どのようなメリットがあるでしょうか?
メリットは大きく3つあります。
40代は、役職も上がり、仕事が忙しくなるタイミングでもありますが、投資は賃貸管理を管理会社に委託してしまえば、管理会社からの報告を受けるだけで、ほとんど手間がかかりません。
株やFXと違い、動きを気にする必要もなく、本業に専念することができます。
40代というと、健康が気になり始める年齢です。
不動産投資でローンを組む場合には、原則として団体信用生命保険に加入することになり、万が一の場合には、無借金の物件を配偶者や子供に残すことができるため、残された家族は家賃収入や売却益を得ることで、生活費に充てることができます。
一般的に、不動産投資ローンの場合、ローン期間は35年~40年、80歳未満での完済を条件としている金融機関が多く見られます。40代になると、最長期間でのローンが組めなかったり、教育費等、さまざまな負担が増えたりするケースがあります。
不動産投資は賃借人からの家賃収入でローンを返済することができるので、定年後もローンを自分で負担しなければならないわけではありませんが、ローンの返済計画を立てるに当たり、具体的に支出を想定しておくと良いでしょう。
前述のように、ローンを組んで不動産を購入する場合、団体信用生命保険に加入する必要があるため、健康面に問題が出ると、ローンを組めなくなってしまうことがあります。
健康でいることも、不動産投資を始めるために重要な要素です。
まとめ
40代になると、さまざな資産運用をされている方も多いと思いますが、家計への負担が少なく、生命保険効果も備えた不動産投資もポートフォリオの1つとして、検討してみてはいかがでしょうか?
信用度が高まり、融資を受けやすい40代の強みを活かし、不動産投資を始めましょう。